歴史地震研究会〔歴史地震・第23号(2008) 目次〕
歴史地震・第23号(2008) 目次
口絵 (本文88 頁参照) 図6 9つの断層モデルから計算された九十九里浜における津波浸水域
伊豆半島沿岸の津波累積エネルギー分布
羽鳥徳太郎 1-6
震度データによる短周期地震波の震源推定
武村雅之,神田克久  7-19
南海トラフ沿いに起きた歴史地震に伴う隆起を記録した紀伊半島南部沿岸の生物遺骸群集
宍倉正展,越後智雄,前杢英明,石山達也,永井亜沙香  21-26
明治以降の日本の噴火・火山性異常カタログの時間的均質性
林豊  27-32
アンケート調査から推定した1944 年東南海地震による三重県南部の津波到達時間
青島晃,土屋光永,中野幸子,野嶋宏二,松井孝友  33-41
1931 年ホークスベイ地震の被害と復興―ネーピアの事例―
植村善博  43-50
鎌倉期から江戸初期における地震災害情報―畿内で書かれた日記にみる地震の記憶―
下川雅弘  51-62
1854 年安政南海地震津波,大阪への伝播時間と津波遡上高
長尾武  63-79
元禄関東地震の断層モデルと外房における津波
佐竹健治,宍倉正展,行谷佑一,藤良太郎,竹内仁  81-90
2007 年能登半島地震による建物被害および気象庁震度との関係―過去の地震との比較を通して―
諸井孝文,釜田正毅,池田孝  91-100
善光寺地震による虫倉山周辺,特に臥雲院付近の地すべり災害―当時の絵図と古文書から土砂災害の状況を探る―
井上公夫  101-109
徳島県沿岸海域における安政南海地震津波(1854)の流動特性の再現〜宍喰・鞆浦沿岸海域を対象に〜
田邊晋,井若和久,山中亮一,上月康則,村上仁士  111-120
徳島県鳴門市周辺における安政南海地震の震度分布
井若和久,田邊晋,山中亮一,上月康則,松下恭司,村上仁士  121-130
人間の津波認知から明らかになった避難のあり方―1944 年東南海地震・被災者体験談をもとにして―
木村玲欧  131-141
[講演要旨] 江戸時代の歴史地震の震源域・規模の再検討作業―1718 年伊那の地震など8地震について
松浦律子,中村操,唐鎌郁夫  143
[講演要旨] 1854 年安政南海地震震度分布の経験的グリーン関数法による検討
行谷佑一,都司嘉宣,纐纈一起,三宅弘恵  144
[講演要旨] 連続震災における災害対応課題の発見〜1944 年東南海地震と1945 年三河地震の事例から〜
林能成,木村玲欧  145
[講演要旨] 歴史地震の地震タイプの分類について
中村亮一,島崎邦彦  146
[講演要旨] 1855 年安政江戸地震の被害について
中村操,松浦律子,南雲秀樹,山田眞  147
[講演要旨] 宝永地震(1707)における大坂での被害とその地理的要因
西山昭仁,小松原琢  148
[講演要旨] 寛政西津軽地震・津波による津軽西海岸地域の被害と地形変化
白石睦弥  149
[講演要旨] 越後平野で発生してきた被害地震とその縁辺に配列する活断層との関係
河内一男  150
[講演要旨] 群列ジオスライサー調査に基づく琵琶湖西岸断層帯南部の最新活動時期―1185年元暦京都地震時活動説を裏づける地形・地質学的証拠―
金田平太郎,木下博久,小松原琢  151
[講演要旨] 1933 年昭和三陸地震の地震記象と2005 年11 月15 日三陸沖の地震による強震記録の比較
植竹富一,野口厚子  152
[講演要旨] 明治三陸地震津波による青森県三沢市域の被害史料
渡邊健,宇佐美龍夫  153
[講演要旨] 明治三陸津波(1896)による綾里・白浜での津波駆け上がり地点を巡る誤解と誤報を正す
山下文男  154
[講演要旨] 静岡県掛川市南部の横須賀城址周辺の地層に見られる1707 年宝永地震の痕跡
藤原治,小野映介,佐竹健治,澤井裕紀,海津正倫,矢田俊文,阿部恒平,池田哲哉,岡村行信,佐藤善輝,ThanTin Aung,内田淳一  155
[講演要旨] 元禄関東地震(1703)の神奈川県・静岡県内詳細震度分布
都司嘉宣,小野友也  156
[報告] 大船渡市洞雲寺内の明治三陸津波[1896・6・15]の犠牲者を弔う『丙申大海嘯溺死者諸精霊等』に就いて
山下文男  157-171
[報告] 『記紀』から推測した弥生期の由布および九重火山の活動
桜井貴子  172-190
[報告] 元禄地震(1703)における相模湾沿岸での津波高さ
小野友也,都司嘉宣  191-200
[報告] 第24 回歴史地震研究会参加記
村岸純  201-202
[報告] 第24 回歴史地震研究会に参加して
野口厚子  203
写真 2007 年巡検参加者の集合写真
204
[研究会記事] 歴史地震研究会だより2007 年4 月〜2008 年3 月
歴史地震研究会幹事会  205-227
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